最近では、個人や企業がウェブサイトを運営する際に、VPS(Virtual Private Server)が非常に人気です。エンジニアとして、どのレンタルサーバーを選ぶかは、プロジェクトの成功に直結します。そこで、今回はエンジニアが推奨するレンタルサーバー(VPS)の比較とランキングをお届けします。どのVPSが自分のニーズに合っているのか、しっかりと見ていきましょう!
家にサーバーを置くのがめんどくさい、簡単にサーバーを利用して、手軽にエンジニアの勉強・学習に利用したり、サイト(ホームページやブログ)を作成してみたい方はレンタルサーバのVPSをおすすめします。
主に以下のような目的の方におすすめしたいです。
- サーバー(Windows・Linux)を構築したい
- プログラミングの勉強をしたい
- Webサイトを立ち上げたい・学習したい
- 検証サーバーとして利用したい
- エンジニアとしての技術をアップしたい
- ローカルPCではスペックが低いので仮想マシンが重い
中でもおすすめはハードディスクで「SSD」を搭載しているサーバーは処理速度が高く、動作も通常のハードディスクに比べてサクサク動きます。
サイトを構築したい方はSSDが搭載されたVPSを利用した方がいいです。
※ちなみにこのサイトはConoHaVPSで構築したサイトとなります。
エンジニアが選ぶ!おすすめVPSレンタルサーバー 2025年3月更新版
エンジニアが選ぶVPSレンタルサーバーは、主にパフォーマンス、価格、サポートの質によって評価されます。最近の市場には多くの選択肢がありますが、特に注目すべきは「ConoHaVPS」、「WebARENA Indigo」、「カゴヤクラウドVPS」の3つです。これらのサービスは、それぞれ異なるメリットを持っており、ユーザーのニーズに応じて柔軟に選ぶことができます。
まず、ConoHaVPSは、スピードと手頃な価格が魅力です。リソースの割り当てが自由で、高いパフォーマンスを実現しています。また、管理画面も分かりやすく、初心者でも簡単に操作できるのがポイントです。
次に、WebARENA Indigoは、企業向けに特化したサービスを提供しており、安定性が求められるプロジェクトに最適です。サポート体制が非常に充実しているため、安心して利用できます。
最後に、カゴヤクラウドVPSは、カスタマイズ性に優れており、特定のニーズに応じたプランが選べるのが特徴です。特に、開発者やエンジニアにとって、柔軟な環境を提供しているため、人気があります。
これらの選択肢を踏まえつつ、自分のプロジェクトに最適なプランを見つけることが大切です。それでは、次のセクションで「VPS」とは何かを詳しく見ていきましょう!
レンタルサーバ(VPS)比較・ランキング
レンタルサーバのスペックは何処のサービスもほとんど同じです。
ですので、レンタルサーバーを選ぶ際は、読み込み・書き込み速度が速い「SSD」が搭載されたサーバーを利用しましょう。
ハードディスクより圧倒的に処理速度は上です。
それを踏まえた上で以下のVPSを選ぶのが良いです。
インフラエンジニアで多くの仮想基盤・サーバー・NW機器を構築している私がおすすめします。
「VPS」とは
VPSとは「Virtual Private Server」の略で、物理サーバーを仮想的に分割して、複数の独立したサーバーとして利用する仕組みです。これにより、ユーザーは専用サーバーのようにリソースを利用できる一方で、コストを抑えられるという利点があります。
VPSの一番の魅力は、その柔軟性です。ユーザーは必要に応じてCPUやメモリ、ストレージを増減できるため、ビジネスの成長に合わせたスケーラビリティを実現できます。例えば、トラフィックが急増した際にも、簡単にリソースを追加して対応することが可能です。
また、VPSはセキュリティ面でもメリットがあります。サーバーが他のユーザーと分離されているため、他のサイトの影響を受けにくく、データの安全性が高まります。これにより、特にビジネス用途での利用が増加しています。
さらに、VPSはOSの選択肢も豊富で、Linux系OSやWindowsなど、プロジェクトに最適な環境を選ぶことができます。これにより、開発環境や運用環境を自由に設定することができ、エンジニアにとって使いやすいサービスとなっています。
一方で、VPSは共用サーバーと異なり、サーバーの管理や設定に一定の技術的スキルが求められます。しかし、その分自由度が高く、特にエンジニアには人気があります。
では、次に具体的なVPSサービスを見ていきましょう。
ConoHaVPS
VPSでも最も人気のレンタルサーバー 超高速SSDを標準で搭載されており、アプリケーションの処理が非常に速く、サーバー構築が安易 |
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項目 | 内容 |
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初期費用 | 無料 |
最安プラン | 512MBプラン(1コア, 30GB SSD) |
SSD容量 | 30GB ~ |
CPU | 1コア ~ |
メモリ | 512MB ~ |
Linuxサーバー | 対応(Ubuntu, CentOS, Debian など) |
Windowsサーバー | 対応(Windows Server) |
お試し期間(無料) | なし(キャンペーン時に提供される可能性あり) |
※最安のプランは上記プランにアップデートできません。
WebARENA Indigo
国内最安値のレンタルサーバー NTTがサービス提供しているVPS、月額349円から利用できる。 |
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項目 | 内容 |
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初期費用 | 無料 |
最安プラン | 1GBプラン:月額上限 449円(税込) |
SSD容量 | 20GB ~ |
CPU | 1vCPU ~ |
メモリ | 1GB ~ |
Linuxサーバー | 対応(Ubuntu、CentOS、Debian、Rocky Linux、AlmaLinuxなど) |
Windowsサーバー | 対応(Windows Server 2025 Datacenter Edition) |
お試し期間(無料) | なし(ただし、500円分のクーポンコード「Indigo500」を提供) |
カゴヤクラウドVPS
コスパ最強のレンタルサーバー 月額979円で3コア2GBメモリのサーバーを利用できる |
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項目 | 内容 |
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初期費用 | 無料 |
最安プラン | 1GBプラン:月額上限 550円(税込) |
SSD容量 | 100GB ~ |
CPU | 1コア ~ |
メモリ | 1GB ~ |
Linuxサーバー | 対応(CentOS、Ubuntu、Debianなど) |
Windowsサーバー | 対応(Windows Server 2025 Datacenter Edition) |
お試し期間(無料) | なし(ただし、時期によりキャンペーン実施の場合あり) |
各社レンタルサーバ(VPS)の詳細
それでは、これまで紹介した各社のVPSサービスについて、具体的な詳細を比較してみましょう。これにより、自分のニーズに最適なサービスを見つける手助けとなるでしょう。
各社のVPSの詳細となります。
各VPSの比較としても性能的には、体感的にはほぼ変わりません。
SSD限定で比較をしているのでどのサービスを利用しても問題ないと思いますが、最終的な選定はサポートの充実性や月額料金になってきます。
最安値の月額料金でも100円、200円と違ってくるので、少しでも安く利用したい方は確認してください。
ConoHaVPSの詳細
ConoHaVPSは国内でもトップクラスの人気を誇るVPSです。
このサイトもConoHaVPSを使用しています。
一番安い月額料金プラン「512MBプラン」でもストレスなくサーバーを使用することができます。
最新のCPU・メモリを使用し、高速SSDを使用しているので処理速度も速くサクサク動きます。
利用した感じではレスポンスの遅れもなく快適に使えます。
- 料金プラン: 月額660円から。
- CPU: 高速なCPUを使用。
- メモリ: 1GBから選択可能。
- ストレージ: SSDストレージを利用。
- サポート: 24時間365日のサポート。
- バックアップ: 自動バックアップ機能あり。
- API: 自動化用APIの提供。
- セキュリティ: DDoS対策。
- 特典: 初回利用者向けの割引プランあり。
ConoHa VPSは、GMOインターネット株式会社が提供する高性能な仮想専用サーバー(VPS)サービスで、LinuxおよびWindowsの両方のプランを提供しています。以下に、各プランの詳細をまとめた表を示します。
Linuxプラン:
プラン名 | メモリ | CPUコア数 | SSD容量 | 月額料金(1ヶ月契約) | 初期費用 | 最低利用期間 |
---|---|---|---|---|---|---|
512MB | 512MB | 1コア | 30GB | 751円 | 無料 | なし |
1GB | 1GB | 2コア | 100GB | 1,065円 | 無料 | なし |
2GB | 2GB | 3コア | 100GB | 2,033円 | 無料 | なし |
4GB | 4GB | 4コア | 100GB | 3,969円 | 無料 | なし |
8GB | 8GB | 6コア | 100GB | 8,083円 | 無料 | なし |
*上記の料金には、サービス維持調整費10%が含まれています。また、まとめトクプランは一括前払いで、契約期間中の途中解約はできません。詳細は公式サイトをご確認ください。
Windowsプラン:
ConoHa VPSでは、Windows Serverのライセンス料金が別途発生します。以下は、Windows Server 2025 Datacenter Editionを利用する場合の料金例です。
プラン名 | メモリ | CPUコア数 | SSD容量 | 月額料金(1ヶ月契約) | 初期費用 | 最低利用期間 |
---|---|---|---|---|---|---|
2GB | 2GB | 3コア | 100GB | 3,278円 | 無料 | なし |
4GB | 4GB | 4コア | 100GB | 5,214円 | 無料 | なし |
8GB | 8GB | 6コア | 100GB | 9,328円 | 無料 | なし |
*上記の料金には、サービス維持調整費10%とWindows Serverのライセンス料金が含まれています。詳細は公式サイトをご確認ください。
WebARENA Indigoの詳細
NTTが提供するVPSとなります。
SSD搭載のVPSサービスのなかでもダントツに月額料金が安いところが魅力的です。
さらにサービス提供している企業がNTTということであり、回線速度も速く上位プランでは1Gbpsの帯域がサポートされているので大量のトラフィックが発生するようなサーバーを利用する場合はお勧めのVPSとなります。
ただ、サポートがあまり充実していないというところがありますが、エンジニアであれば、ある程度のトラブルシュートは自身で解決できるようにしましょう。
Linuxプラン
プラン名 | 月額料金(税込) | メモリ | CPU | SSD容量 | 初期費用 | 最低利用期間 |
---|---|---|---|---|---|---|
768MB | 319円 | 768MB | 1 | 20GB | 無料 | なし |
1GB | 449円 | 1GB | 1 | 20GB | 無料 | なし |
2GB | 814円 | 2GB | 2 | 40GB | 無料 | なし |
4GB | 1,630円 | 4GB | 4 | 80GB | 無料 | なし |
8GB | 3,410円 | 8GB | 6 | 160GB | 無料 | なし |
16GB | 7,150円 | 16GB | 6 | 320GB | 無料 | なし |
32GB | 15,400円 | 32GB | 8 | 640GB | 無料 | なし |
Windowsプラン
プラン名 | 月額料金(税込) | メモリ | CPU | SSD容量 | 初期費用 | 最低利用期間 |
---|---|---|---|---|---|---|
1GB | 902円 | 1GB | 1 | 20GB | 無料 | なし |
2GB | 1,638円 | 2GB | 2 | 40GB | 無料 | なし |
4GB | 3,046円 | 4GB | 4 | 80GB | 無料 | なし |
8GB | 6,370円 | 8GB | 6 | 160GB | 無料 | なし |
16GB | 13,360円 | 16GB | 6 | 320GB | 無料 | なし |
カゴヤクラウドVPSの詳細
365日年中無休のサポートが付いており、他社VPSと比較してもトップクラスのサポート体制です。
これまでVPSを触ったことのない人でも、安心してサーバーを構築することができます。
さらに耐障害性においては稼働率99.999%をうたっているくらいサーバーは障害で落ちることはほぼないと考えてもよいです。
サーバーを障害なく稼働し続けるのであれば「カゴヤクラウドVPS」がおすすめです。
Linuxプラン
プラン名 | 月額料金(税込) | メモリ | CPU | SSD容量 | 初期費用 | 最低利用期間 |
---|---|---|---|---|---|---|
1GB | 550円 | 1GB | 1 | 100GB | 無料 | なし |
2GB | 770円 | 2GB | 2 | 200GB | 無料 | なし |
4GB | 1,760円 | 4GB | 4 | 600GB | 無料 | なし |
8GB | 3,410円 | 8GB | 6 | 800GB | 無料 | なし |
Windowsプラン
プラン名 | 月額料金(税込) | メモリ | CPU | SSD容量 | 初期費用 | 最低利用期間 |
---|---|---|---|---|---|---|
1GB | 902円 | 1GB | 1 | 100GB | 無料 | なし |
2GB | 1,638円 | 2GB | 2 | 200GB | 無料 | なし |
4GB | 3,046円 | 4GB | 4 | 600GB | 無料 | なし |
8GB | 6,370円 | 8GB | 6 | 800GB | 無料 | なし |
特徴:
- 初期費用無料、最低利用期間なし
- LinuxおよびWindows Serverの各種エディションを選択可能
- 高性能NVMe SSD採用
- 月額制、日額課金にも対応
詳細は公式サイトをご確認ください。