Ciscoコマンドにおける「enable」コマンドは、機器の設定などを実行するための特権モードへ移動するコマンドとなります。
以下のように「enable」コマンドを実行することで特権モードへ移動します。
RT>enable RT#
enableパスワード設定手順
特権モードへ移動する際に使用する「enable」コマンドはデフォルトではセキュアではないため、「enable」コマンドを実行するだけで特権モードへ移動してしまいます。
セキュリティ上、enableパスワードを設定することが基本となります。
enableパスワード設定コマンドは以下となります。
RT#configure terminal RT(config)#enable password cisco
※「cisco」は今回のパスワードキーとなります。
設定コンフィグ保存
上記コマンドで設定したコンフィグを保存します。
以下は2例ありますが、基本は「copy」コマンドとなりますが、NWエンジニアのほとんどは「write memory」を使用します。
どちらのコマンドもコンフィグが保存されることに差分はありません。
RT#write memory Building configuration... [OK]
or
RT#copy running-config startup-config Destination filename [startup-config]? Building configuration... [OK]
enableコマンドで再度アクセス
設定保存後、再度enableコマンドでアクセスします。
RT>enable Password: RT#
上記のとおり、パスワード入力を求められるので上記で設定した「cisco」を入力しエンターを実施することで、特権モードにアクセスできます。
エンジニアのオンライン学習
エンジニアにおすすめのオンライン教材比較 | |
ITエンジニアが自宅で学習ができるオンラインスクール比較 | |