コマンドの使い方は、オンラインマニュアルの「man」コマンドを使用する方法がありますが、簡易的にコマンドの「ヘルプ」表示をするには「help」オプションコマンドがおすすめです。
オンラインマニュアル「man」コマンドの使い方は以下のページを参照してください。
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「help」コマンドの使い方(Linux)
コマンドの多くは簡易的にヘルプを表示できる「–help」オプションを使用することができおすすめです。
構文は以下のようになります。
$ (コマンド名) --help $ (コマンド名) --h
「help」オプションはほとんど全てのコマンドに実装されており、上記のようにhelpオプションを付与することにより、コマンドのヘルプ表示をしてくれます。
「man」コマンドが使いにくいという方は簡易表示の「help」オプションを使用しましょう。
「help」オプションコマンドの使用例
「help」オプションは、コマンドの後に「–help」、もしくは「–h」を使用します。
以下では「cat」コマンドのヘルプ表示をした例となります。
$ cat --help Usage: cat [OPTION]... [FILE]... Concatenate FILE(s) to standard output. With no FILE, or when FILE is -, read standard input. -A, --show-all equivalent to -vET -b, --number-nonblank number nonempty output lines, overrides -n -e equivalent to -vE -E, --show-ends display $ at end of each line -n, --number number all output lines -s, --squeeze-blank suppress repeated empty output lines -t equivalent to -vT -T, --show-tabs display TAB characters as ^I -u (ignored) -v, --show-nonprinting use ^ and M- notation, except for LFD and TAB --help display this help and exit --version output version information and exit Examples: cat f - g Output f's contents, then standard input, then g's contents. cat Copy standard input to standard output. GNU coreutils online help: <https://www.gnu.org/software/coreutils/> Report cat translation bugs to <https://translationproject.org/team/> Full documentation at: <https://www.gnu.org/software/coreutils/cat> or available locally via: info '(coreutils) cat invocation' $
このように「man」コマンドのようにプロンプトが切り替わらず、終了ボタン(q)を押すこともなく、そのまま簡易的にヘルプ表示してくれるので便利です。
「help」オプションコマンドの使い方は以上となります。
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