Linuxで新規にディレクトリ(フォルダ)を作成する際は、「mkdir」コマンドを実施します。
目次
「mkdir」コマンドの使い方(Linux)
「mkdir」コマンドはディレクトリを作成します。
作成の仕方も複数のディレクトリを作成、、一度にディレクトリ配下にさらにディレクトリを作成することができます。
以下ではディレクトリの作成のコマンドをまとめました。
ディレクトリを作成する
一般的なディレクトリの作成となります。
事前に以下、lsコマンドではカレントディレクトリには何もない空っぽの状態となります。
$ ls -F $
「mkdir」コマンドで、新規に「dir01」というディレクトリを作成します。
$ mkdir dir01
再度、lsコマンドを実行すると「dir01」というディレクトリが作成されたことが確認できます。
$ ls -F dir01/
縦表示で、詳細な表示をしたいときは以下のコマンドが便利です。
$ ls -l total 4 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Jul 4 02:56 dir01
一度に複数のディレクトリを作成する
一度に複数のディレクトリを作成したい際は、スペースキーを挟んでディレクトリを作成します。
以下では「test01〜test03」までのディレクトリを作成した例となります。
$ mkdir test01 test02 test03
一度に3つのディレクトリが作成されたことが確認できます。
$ ls -F dir01/ test01/ test02/ test03/
縦に表示すると見やすくなります。
$ ls -l total 16 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Jul 4 02:56 dir01 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Jul 4 02:57 test01 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Jul 4 02:57 test02 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Jul 4 02:57 test03
一度に複数の階層型ディレクトリを作成する
一度に複数の階層で新規にディレクトリを作成したい場合は、以下のコマンドを実行します。
ここで実施している「-p」オプションはその階層に存在しないディレクトリがあれば新規にディレクトリを作成するオプションとなります。
$ mkdir -p dir01/dir02/dir03
新規に改装型でディレクトリが作成されたことを確認します。
cdコマンドで作成した改装まで移動します。
$ cd dir01/dir02/dir03/
pwdコマンドでカレントディレクトリから、3つのディレクトリができていることが確認できます。
$ pwd /dir01/dir02/dir03
「mkdir」コマンドオプション
「mkdir」コマンドのオプションは以下の通りとなります。
$ mkdir --help 使用法: mkdir [OPTION]... DIRECTORY... Create the DIRECTORY(ies), if they do not already exist. Mandatory arguments to long options are mandatory for short options too. -m, --mode=MODE set file mode (as in chmod), not a=rwx - umask -p, --parents no error if existing, make parent directories as needed -v, --verbose print a message for each created directory -Z set SELinux security context of each created directory to the default type --context[=CTX] like -Z, or if CTX is specified then set the SELinux or SMACK security context to CTX --help この使い方を表示して終了する --version バージョン情報を表示して終了する GNU coreutils online help: <https://www.gnu.org/software/coreutils/> Report mkdir translation bugs to <https://translationproject.org/team/> Full documentation at: <https://www.gnu.org/software/coreutils/mkdir> or available locally via: info '(coreutils) mkdir invocation'
「mkdir」コマンドの使い方は以上となります。
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